Peugeot 406 Coupe購入記-その14(フェラーリと鉄瓶 / 奥山清行編) [--D9 406 Coupe]
フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」
- 作者: 奥山 清行
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2007/03/01
- メディア: 単行本
奥山清行さんの著書が気になったので、早速Amazonで購入してみました。電子書籍だと手っ取り早かったのですが、残念ながらこの本は電子化されておりませんでした(泣)。でも古本を購入したので出費はかなり抑えられましたね(笑)。発注してから約1周間、まだ届かないのでおかしいなと思って、荷物の追跡をAmazonでしてみたら、商品到着の目安からは1日超過、さらに追跡結果はなんと到着済になっています(汗)。あせって郵便ポストを探してみると、郵便物の間に挟まれてちゃんと届いておりました(笑)。
早速開封してPeugeot 406 Coupeに該当する箇所を読んでみると、次のような事が記載されていました。いままでお話してきたことに加えて、
・Peugeot 406 Coupeはいいデザインのクルマとしてよく引き合いに出される。
・ダビデ・アルカンジェリさんは、Peugeot 406 Coupeの全精力を傾けていて、最終生産設計に移ってからもクルマに張り付いていた。だからデザインのつじつまが細部までとてもよく合っている。
・一人の船頭が全部を精魂込めて作ると整合性の取れた物が作れる。例えばAピラーの下の難しいパネル割りのところなどは、「こんな難しいことをよくやったな」と感嘆するばかり。
・それがあるために、ボンネットとフェンダー間のカットラインからベルトラインまで、きれいなS字カーブを描いたラインが通っている。
・そのカーブの前と後ろのバランスの美しさなどは、気づかない人には説明しても分からないかもしれない。
そう思って再びPeugeot 406 Coupeを改めて眺めてみると、このシンプルなラインを生み出すことが並大抵の努力では実現し得ないということなんですね。
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