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オッペンハイマー [Movie/Drama]

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 先日109シネマズのシネマポイント会員の事務局からメールが来て、ワタクシのシネマポイントが今月末で失効すると連絡がありました。シネマズポイントの有効期限は最後に映画を見てから半年なんですが、もうそんなに見てないのね、と思いつつ、「オッペンハイマー」を109シネマズ川崎まで見に行ってまいりました。横浜駅周辺のムービルは上映時間が合いませんでした(泣)。でもエクゼクティブシートが会員価格で予約出来たのはラッキーでした。しかもレイトショーで安かったし(笑)。

 まず映画の全体構成ですが、オッペンハイマーが尋問会に出席してい現在のシーンと回想シーンを言ったり来たりします。ですので時間経過の順番にシーンが進みません(汗)。またカラーとモノクロの2種類の映像がありますが、現在と過去で使い分けているのではなく、オッペンハイマーの主観(カラー)と客観(モノクロ)で使い分けているので余計に分かりません。この辺の分かりにくさはクリストファー・ノーラン監督お得意なんですかね(笑)。

 次に歴史上の有名な物理学者が多数出演していますが、このあたりの基礎知識がもっとあれば、より楽しめたのかもしれません。「あの」アインシュタインも重要なパートで出演しています。他にも総出演者が約50名と多く、初見では全ての顔を覚えるのは不可能に近いので、これも映画の理解が難しくなる一因なのでしょう。

 一方、視聴前より気になっていた長い上映時間(約3時間)ですが、おおむね飽きずに最後まで見ることが出来ました。おおむね、のわけは、トリニティ実験(世界初の核爆弾の実験)のシーン以降は、尋問会のシーンが続くので、この時点でストーリーの理解が進んでいないとなにがなんだか分からなくなるからなんです(汗)。

 この映画の国内公開が遅れた理由の一つに、広島・長崎への原爆投下のシーンが無いことだと聞いたことがあります。これは個人的な見解ですが、この映画はオッペンハイマー個人にスポットを当てた作品であって、もし広島・長崎を扱った瞬間に原爆の被害が映画の中心となるような気がします。そこがノーラン監督の意図では無かった、ということなのでしょう。

 最後にこの映画を見るべきかどうかですが、ワタクシは原則オススメします。理由は3時間があっという間に思えるくらい集中して見れたからです(最後ダレるけどね)。ただし、多少予習してから映画館へ行くか、あるいは2回以上見た方が良いでしょう(笑)。YouTubeでネタバレ無しの予習動画が上がっているので、それを見てからいったらいかがでしょう(笑)。



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