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F1 2021 Rd.22 Abu Dhabi GP [-F1 GP 2021]

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 12/12にアラブ首長国連邦アブダビで開催された、F1 2021最終戦アブダビGPはレッドブル・ホンダのMフェルスタッペンが優勝して、2021年度ワールドチャンピオンを獲得しました。2位はメルセデスのLハミルトン、そして3位はフェラーリのCサインツでした。アルファタウリ・ホンダの角田は自己最高位4位、Pガスリーは5位入賞です。レッドブル・ホンダのSペレスはPUトラブルでリタイヤしており、ホンダF1第4期(2015-2021年)では一度も4台入賞を果たすことができませんでした(泣)。

 驚異的な予選ラップでPPを獲得したMフェルスタッペンでしたが、スタートでLハミルトンに前に出られてしまい、しかも周回を重ねるごとに離されていきます。35周目にAジョビナッツイのクラッシュでバーチャル・セーフティカーが出た際に、Mフェルスタッペンはハードタイヤからソフトタイヤに変更して1ストップから2ストップ戦略に切り替えて、Lハミルトンを追いかけます。ところがLハミルトンもペースを上げたために思ったほど近づくことができません。

 このままLハミルトンがワールドチャンピオン獲得か、と思われた残り5周でウィリアムズのNラフティがクラッシュ、セーフティカーが入ります。残り周回数が少ないのでこのままセーフティーカーゴールになる可能性があるものの、ここでMフェルスタッペン、角田、Pガスリーはピット・インしてソフトタイヤに交換しますが、Sペレスの鬼ブロックの為、Lハミルトンは自分がピット・インするとMフェルスタッペンがステイアウトして1位になるのでステイアウトします。しかしトップのLハミルトンと2位のMフェルスタッペンの間には周回遅れが5台いたので、Mフェルスタッペンには厳しい状況に変わりはありません。

 ところが、ここで神風が吹きます(笑)。通常周回遅れの車をセーフティーカーの前に出して隊列を整えてからセーフティーカーがコース外に出るわけですが、レースコントロールがなぜか先程の5台のみ、セーフティーカーを追い越すように指示、その後すぐに残り1周の状態でレースが再開されてしまいました。トップを走るLハミルトンがハードタイヤ、すぐ後ろを追いかけるMフェルスタッペンがソフトタイヤを履いているわけですから、たった1周のレースでも結果は明らかです。Mフェルスタッペンはターン5でLハミルトンを抜き去り、そのままチェッカーを受けました。

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 過去にチャンピオンシップが白熱して、ワールドチャピオンを狙う2台が交錯して結果決まることが過去何回かありましたが、今回はドライバー両者に非はなく、なんとレースコントロールが勝敗を左右してしまったのでした(笑)。F1はプロスポーツだったと思っていたのですが、今後はどうもエンタメ路線まっしぐらになるようですな。でもさすがにこれは問題だったようで、セーフティカーの手順については調査が入るようです。

 というわけで、ちともやもやする結果ではありますが、レッドブル・ホンダのMフェルスタッペンがドライバーズタイトルを獲得したことには代わりはありませんでのお祝いしたいと思います(笑)。ワタクシは優勝が決まったときに、とりおきのF1フェラーリのスパークリングワインの栓を開けてしまいましたよ(笑)。





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