1/24 Bburago Peugeot 405 Raid

　メルカリを眺めていたら、ふと「プジョー405レイド」のミニカーが出展されているのを見つけて、気がついたら落札しておりました（笑）。Bburago社製1/24スケールです。なんと未開封ですよ（汗）。

未開封と言われるとなかなか開封する気になりません（汗）。ですので、外箱越しに眺めるしかありません。しかし1/24スケールってデカイですね（笑）。

　このミニカーの実車のルーツですが、ミッドシップの4WDレイアウトを採用してWRCグループBで圧倒的な強さを誇ったプジョー205ターボ16という名車がありましたが、あまりのプジョーの強さに、グループBが廃止になってしまいました。ラリー中の死亡事故が引き金となってグループBは1986年限りで廃止になっています。（文章に誤りがあったので修正します。ご指摘ありがとうございました。）

　その後プジョーはラリーレイドに活路を求めてパリ・ダカールラリーに進出しました。このときにプジョーが投入したのがグループBマシンベースの「プジョー205グランレイド」です。このクルマでプジョーが1987年のパリダカで連勝を飾ります。当時プジョーは「砂漠のライオン(Lion of the Desert)」とか呼ばれていましたよ。

　さらにプジョーは1989年、1990年には、205ベースにプジョー405のボディを換装したプジョー405レイドで参戦して4度優勝を飾ります。

　1989年まではタバコの「キャメル」カラー、1990年からは日本の「パイオニア」カラーで出走していました。その頃ちょうど高校・浪人・大学生だった私は（汗）、F1だけではなく、コチラにも夢中になっていたんです。とにかくパジェロとかランクルとか、レンジローバーみたいなオフロードカーとは思えない、ピニンファリーナがデザインしたスタイリッシュなクルマがアフリカの砂漠を激走して、しかもめちゃくちゃ速いというのがなんともアンマッチでしびれました。

　F1と違ってプジョーの車は全く同じでなくてもクルマを市販していますから、「いつかはプジョー」に乗りたいと当時ワタクシは思っていたのでした。それが306XSiから始まって、106S16と406クーペで、プジョーは3台目の所有になるわけですから面白いものですね（笑）。

OttO mobile 1/18scale Peugeot 405 T16 Grand Raid #203 (yellow) [No.OTM532]

• 出版社/メーカー: OttO mobile
• メディア: おもちゃ＆ホビー